住宅ローンを組むと必ず加入するのが団体信用生命保険。この保険の仕組みや審査はどのようになっているのでしょうか
団体信用生命保険に加入するには審査があります。この審査に通らないと加入できません。それは健康状態を詳細に告知する義務があり、ウソ偽りなく告知し後で虚偽の内容だった場合は保険金が支払われなくなります。主な内容としては1.最近3ヵ月以内に医師の治療(指示・指導を含む)投薬を受けたことがあるか。2.最近3年以内に下記の病気で、手術を受けたことまたは2週間以上にわたり医師の治療(指示・指導を含む)投薬を受けたことがあるか。3.手・足の欠損または機能に障害があるか。または背骨(脊柱)・ 視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害があるか。などです。
スポンサードリンク
この団体信用生命保険の支払いは民間の銀行では強制加入で金融公庫は任意のようです。保険料は月々の金利に含まれているので別に支払う必要はありません。ですから実感としてはあまり保険料を払っているという感覚はありません。また銀行によってはこの団体信用生命保険のっ保険料を負担してくれるところもでてきています。ですからローンを組むときは各金融機関を比べて見たほうがいいかもしれませんね。我が家がローンを組んだころは地元の銀行ではそんなところはありませんでした。
最近ではローン期間中にがんになってしまった場合の団体信用生命保険、、「がん保障特約付団体信用生命保険」などもでています。不幸にもローン期間中にがんになってしまった場合に、ローンの残高に値するの給付金が支払われ、ローンがチャラになるものです。しかしこれはローン返済に充てられるのでがんの治療費という側面はありません。しかしこれならすくなくともがんを発病してもローンの心配をすることなく治療に専念できます。これは安心ですね。
団体信用生命保険 金額 保険料はおおよそ100万円につき毎月230円くらいのようです。ですから月々にしたらそれほどの負担ではありませんね。これも月々のローンに含まれるのであまり保険料を払っているという感覚はありません。おまけにローンの残高が減ってくれば保険料もそれに合わせて減ってくるのはとても合理的だとおもいませんか。またこの団体信用生命保険は一般の生命保険とちがって年齢で保険料に差があることはありません。
生命保険はこうして選びなさい新版 |
住宅ローンは長い期間に及ぶローンなのでやはり支払えなくなったときはどうしようという不安は常にあります。そんな不安を少しでも和らげてくれるのがこの団体信用生命保険だとおもいます。夫に万が一のことが合ったときに少なくとも住宅ローンが返済されればあとはなんとか子供と生きていけるかもしれません。しかしそんなことが起こらないのがいちばんいいことですが。