涙そうそう あらすじ

映画涙そうそうのあらすじは幼い頃から兄妹として育てられ、肩を寄せ合って生きてきた洋太郎とカオルの健気な愛を描いたストーリーです。いつか自分の店を出したいと夢を抱いて那覇の市場や居酒屋で朝から晩まで元気いっぱい働く洋太郎の元に沖縄の高校に進学したカオルが同居することになった。どんなことがあってもカオルを守ると母と約束した洋太郎はなによりもカオルを人生の一番目に考える。いつしか二人の間には兄妹以上の感情が芽生える。カオルは兄の生活を思って別居する。だが互いの気持ちは変わらない。そんな中洋太郎は不慮の事故で死んでしまう。

涙そうそうロケ地

那覇市内での映画のロケ地は主人公の洋太郎が昼間働く国際通り近郊の那覇市公設市場付近や農連市場。夜は隣接する久茂地繁華街の居酒屋「なかむら屋」などがあります。「なかむら家」は沖縄料理や海鮮料理などが人気です。そのほか読谷村、北谷・美浜アメリカンビレッジ、諸見百軒通り、平和通り商店街、中央パークアベニューなど沖縄各地で撮影のロケが行われました。これらのロケ地がいきいきと描かれ沖縄で生きる兄妹のリアリティーが強く印象に残りました。

涙そうそう意味

「涙そうそう」とは、沖縄の方言で、「涙がとめどなく流れる、涙がぽろぽろあふれてしょうがない、ぽろぽろ止まらない」という意味です。この歌のヒットでこの沖縄の方言は日本中に知れ渡ることになりました。

涙そうそう出演者

涙そうそう出演者妻夫木聡 長澤まさみ麻生久美子 塚本高史 中村達也 平良とみ 森下愛子 大森南朋 船越英一郎(友情出演)橋爪 功 / 小泉今日子

涙そうそう挿入歌

2001(H.13)年、沖縄出身の歌手トリオのBEGINの曲に歌手の森山良子さんが、若くして突然心不全で他界した最愛の兄を思って書いた詩をつけた歌です。やはり沖縄出身の夏川りみさんが歌って大ヒット曲となりました。森山良子さん、BEGINそれぞれも歌っています。後に森山良子さんバージョンも大ヒットしました。それぞれがヒットするということは歌の力が強いということでしょう。

涙そうそう森山良子

初めは夏川りみのッヒットした涙そうそうが話題になりましたが映画もヒットするとともに作詞者の森山良子と兄の逸話がひろまるにつけ森山良子バージョンの涙そうそうに注目があつまり情感を秘めた森山歌唱の涙そうそうが再びヒットし日本中に流れることになりました。ふたりの涙そうそうを聞き比べるとこれはやはり森山良子に軍配が上がるのは仕方ないことでしょう。どりらかというと夏川りみはさらっと歌っています。しかしそれぞれの涙そうそうがあってもいいではないでしょうか。

涙そうそう歌詞

古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた   いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ   晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔   想い出遠くあせても   おもかげ探して よみがえる日は 涙(ナダ)そうそう一番星に祈る それが私のくせになり   夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す   悲しみにも 喜びにも 想うあの笑顔   あなたの場所から私が   見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく    晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔   想い出遠くあせても   さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう   会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう

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