クリスマスローズを育てる

クリスマスローズが人気です。クリスマスローズはHelleborus(ヘレボラス)といい キンポウゲ科クリスマスローズ属で原産地はヨーロッパ、地中海沿岸、西アジアです。クリスマスローズは比較的虫もつきにくく栽培もしやすく庭植えにもてきしていて花にも毎年変化が現れるので近年人気が高まっています。またTBS「はなまるマーケット」にも紹介されて以来さらに人気のお花となりホームセンターや園芸店でたくさん並ぶようになりました。

クリスマスローズ6月

クリスマスローズにとって6月7月の梅雨の時期は注意がいる季節です。6月は根腐れ、そして病害虫が発生しやすい時期です。株と株の間の通風をよくしなければなりません。鉢植えの場合はコンクリートの上には直に鉢を置かないようにし、鉢底に隙間を作ったり出来るだけ棚を作り鉢底の通風を良くするようにします。病害虫の防ぐためには雑草をよく除きましょう。また春に切り取った花がらを切り取った株の残した茎は6月には腐ってきますのでちゃんと取り除いておきましょう。

クリスマスローズ 庭

庭植えのクリスマスローズは葉が密集してきたら日光が当たりにくくなるので痛んだ葉や古い葉を取り除きましょう。奥に新葉と蕾がある場合は茎が伸びにくいので手前の大きな葉は思い切ってカットしましょう。同様に鉢植えのクリスマスローズも葉の密集にはじゅうぶん注意して育てましょう。

クリスマスローズ 管理

クリスマスローズの生育適温は0~18度で寒さに比較的強い花で冬から早春にかけて咲きます。落葉樹の下のような、直射日光は当たらないが比較的明るい場所が適している花です。鉢植えの場合は冬は南向きの軒下のような場所に置き夏は北向きに置くとよいでしょう。乾燥には強いので水は乾いたらやりましょう。肥料は生育期に2回ほど油かすを少量与える程度でいいです。クリスマスローズは株分けとタネまきができます。株分けは秋がいいでしょう。

クリスマスローズ 種類

クリスマスローズの種類は茎の有無で分類されています。茎のあるもの(茎を伸ばして花を咲かせるもの)フェチヅス、コルシクス、リビダス茎のないもの(株立ち状で花柄を地上から伸ばすもの)ノイガー・オリエンタリス・アトロルーベンス・チベタヌス中間種ベシカリウス。

クリスマスローズの特徴

クリスマスローズの特徴はその花の咲き方の多様さだと思います。その多様さに魅了されて年々クリスマスローズを栽培する人が増えています。クリスマスローズは花に変異が出やすいので,さまざまなな色やもようが出てきてとても楽しめます。黒や緑,赤,黄色,紫,アレンジ,ピンクなどほとんどの色があるといわれます。ハナビラの形や枚数にも変化がありさらにブチ模様がいろいろに入るので,いっそう複雑に変化がでて私たちの目をたのしませてくれます。

クリスマスローズの歌

クリスマスローズというタイトルの歌がTUBEにあります。作詞角野秀行作曲春畑道哉です。内容はクリスマスの夜に愛する女性に会いに行く内容でその愛をクリスマスローズに見立てた歌詞です。またCHEMISTRYも愛する人を「君はクリスマスローズ」と歌っています。また湯川れい子さん作詞ジャズシンガー、megさんが歌う「クリスマスローズ」も素敵な歌です。

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