マンモグラフィーとは

触診では分からないガン細胞を発見するための機器がマンモグラフィーです。マンモグラフィーは乳がん発見専用のX線撮影装置です。マンモとは乳腺の意味で乳腺の組織内部をフィルムに映し出すため、乳房を上下、左右に2枚の板ではさみ、平らにして撮影します。腫瘍があると白くなって画像に浮かび上がるそうです。

乳がんの発生率

乳がんは20歳をすぎてから徐々に発生率が高くなり50歳前後が一番多いようです。日本では36歳から60歳までの女性のうちのがんの死亡者では乳がんがトップです。これは乳がんの対する関心の薄さが原因ですでに乳がんが進行してから病院へいく女性が多いためのようです。こんなことから触診だけでなくマンモグラフィーの重要さが指摘されています。

マンモグラフィーは痛い!

正直マンモグラフィーはとても痛かったです。まず片方の乳房を台に載せます。上から透明な板が降りてきて乳房を挟みます。どんどん挟みます。「痛い!」と訴えるとレントゲン技師さんがやっと機械に止めてくれピーっと音がして照射されたようです。もう片方も同じようにします。次に今度は縦に乳房を挟みます。これも同じようにぎりぎりまで押しつぶされ照射という手順です。カンタンに言うと乳房をノシイカにされた気分です。このノシイカが元に復元されるか本気で心配になりました。

触診

乳がん検診としては医師の触診もありますした。診察室に入りベッドに横たわります。医師が乳房のあちこちを姿勢をかえさせて触ってしこりがないか調べます。今回は女性の医師だったので抵抗はありませんでしたが男性医師の場合はちょっとあまりいい気はしません。

乳がんの自己検診法

左右の乳房を見比べます。両手を上下させ動きながらへこみやひきつれがないかチェックします。三本の指をそろえ、指の腹で押したりしながらしこりを探します。乳首をつまんでただれや血液がでないかチェックします。さらに横になっておなじようにチェックします。横になると乳房が全体にひろがり発見しやすいようです。

ピンクリボン運動

ピンクリボン運動はアメリカで始まりました。アメリカは以前は8人にひとりが乳がんにかかったとのことです。フォード、レーガン前大統領夫人も自らの体験を公表したりして積極的にこの乳がん撲滅運動にかかわりました。日本でもテニスをはじめ各種スポーツ大会でもピンクリボンを冠にした大会が開催され啓蒙を高めています。

マンモグラフィーの検査技師

今回のマンモグラフィーの検査技師は女性でした。今まで何回かマンモグラフィーの検査を受けましたが検査技師さんはすべて男性でした。今回も当然男性だと思いいやな気持ちでいたのですが、なんせ乳房を引っ張られ押し付けられ潰されるのですから、でも女性なのでとてもほっとしました。病院の配慮に好感をもちました。次回もちょっと遠いけどこの病院で人間ドッグをうけようという気持ちにさせてくれました。

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