地籍調査のシステム流れ

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甲府市の地籍調査のシステムはまず8月に地区の説明会があり土地所有者へ調査の説明をします。その後10月から11月にかけて一筆調査を行い3月ごろ一筆調査結果にもとずき作成した図面を仮観覧します。その後平成21年度に面積測定をし本観覧となり平成22年度に法務局へ成果の送付をします。法務局ではこれによって登記簿が書き改められます。これによって地籍図が備え付けられます。法務局での書き換え完了は平成22年12月31日だそうです。

地籍調査地区説明会

8月22日に行われた地区説明会に出席しました。説明会は5日間あり町ごとに分かれているのですが町が違っても都合のよい日でいいということなので22日に行きました。説明会は地元の小学校で夜にあり甲府市の都市建設部地籍調査課の職員と地籍調査の市の委託業者である民間の業者の富士エンジニアリングが説明にあたりました。会場を見渡すとほとんどがお年寄りでした。平日の夜ということもあり仕方ないかもしれませんね。私は夫の代わりに出席しました。

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地籍調査地区説明会での質問

地籍調査地区説明会では質問コーナーがありました。ここで質問する人は自分の所有土地で近隣の所有者と境界線のことでトラブルのある人たちばかりでした。みなさんなんだいも前からの争いのようで自分たちでは解決がつかないので地籍調査を行う甲府市に仲裁して欲しいという要望が多数でした。しかし、甲府市はかたくなにこれを拒み自分たちで解決して欲しいと回答していました。これについてはちょっとどうかなあって思いました。だって長年自分たちで解決できないからお願いしているのにですよ。

地籍調査地区説明会の手順

まずは甲府市の都市建設部地籍調査課の職員の挨拶、地区の自治会長の挨拶、委託業者の挨拶と続きその後地籍調査のシステムと今後の流れの説明でした。この説明というのが笑えるものでなんとビデオだったのです。たしか有名な俳優がでてきてドラマ仕立てで説明していました。これはきっと国から配布されたものなんでしょうね。まあ、分かり易いといえばそうなのですが。

10月15日の一筆地調査

甲府市にある所有土地の一筆地調査が10月15日にありました。送られてきた地図には隣接土地が午前と午後に分けてあり家わたしの所有地は午後1時半に開始だった。指定された集合場所に時間に行くとやっぱりお年寄りばかり。説明のあと調査する人に自治会長さんが同行して土地所有者と一緒に確認する。この近辺はすでに分譲された土地を購入した人がほとんどだったため土地の境界線もはっきりしていてあまり問題は起こらなかった。

うちの地籍調査

なんせ年寄りばっかりなので話が長く、うちの番が回ってきたのが2時間後だった。これだってわたしが「時間がないので」と催促してやっと来てくれた。うちの土地は3者と隣接しているので境界線ごとにその境界の土地所有者といちいち確認して合意を得る。その境界線に行くのに足場が悪かったりするもんだからお年寄りが境界線に来るまでずいぶん時間がかかった。ようやく3者の境界線の確認が終わり地籍調査の書類にお互いが判を捺印した。

地籍調査のトラブル

他の人の地籍調査の様子を聞くとけっこうトラブルがあるらしい。もっとも多いのが農家の人たち。昔からそこに住んでて昔から境界線がはっきり何代にもわたって分からないところが多いらしい。また友人のところなんか隣の人が境界線に畑をつくって作物を植えどんどん友人の土地に広げてきているということだ。結局この友人は一回めの地籍調査ではお互いが合意せずまた日を改めて地籍調査をするということだ。隣との関係も最悪になったらしい。これは困った話だ。

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