日本のお正月と言えば、神様を招くための目印である「門松」!その門松の作り方をご紹介いたします
会社や大きなお屋敷では見かけるものの、多くの一般家庭ではあまり見なくなった門松。そんな中、忙しい現代人向けに「手のひらサイズの門松」をコンビニなどの手軽な場所でも購入できるようになりました。もちろんホームセンターなどでは門松を作るのための材料を購入することもできます。日本の伝統を継承する為にも、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
門松作りに利用する竹の種類は特に決まっていないようです。近所でもらってきたり、ホームセンターや生花店で入手しましょう。なお作り始める前に、白くくすんだ竹は水に濡らした荒縄や籾殻で磨くと美しく仕上がります。作る際の加工方法として竹の切り口は2種類あり、平らな切り口は「寸胴(ずんどう)」、斜めの切り口は「ソギ」と呼ばれています。 関東では一般的に「ソギ」の方が多いようです。
まずは竹・松。これは外せません。松は男松(黒松)と女松(赤松)を用意すると良いでしょう。それから飾り用に南天や笹や梅、幣束(へいそく)などを用意します。その他、縛るための荒縄・麻紐、設置するための缶、缶に巻きつける「こも」、缶に入れる土(安定させるため)も必要です。もし缶がなければ、竹にそのままこもや荒縄を巻いて立ててもいいようです。ただし安定性に不安があるので屋内向けです。
門松を立てるための缶は、作る大きさによって植木用のポットやペンキの缶、またはドラム缶などを利用します。竹がたくさんあるようなら、短く切ったものを4つ割か6つ割にしてつなぎ合わせ、囲いにするというのも手です。その中に土を入れて完成品が倒れないようにします。年始早々倒れてしまったら縁起が悪いですから・・・。竹の囲いを利用する際、土は程々にしないと囲いがはじけてしまうので注意が必要です。
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上記で紹介した南天・笹・梅・幣束の他にも、福扇や梅飾りなどもいいと思います。年末になるとホームセンターなどで飾り付けのコーナーができますから、そこで好きなものを購入してきてもいいでしょう。材料を集めればペーパークラフトで可愛い飾りを自分で作ることもできます。「寒菊」なども作れるようですので、お子さんがいらっしゃる家庭なら、一緒に作って楽しむこともできますね。